「ブラックガイド」を雇い、観光警察に賄賂を贈る！タイの中国資本の観光会社が「隠れたルール」を違法に運用

タイ情報ネットワークが6月1日に伝えたところによると、タイの観光業界や旅行会社によると、現在タイには少なくとも300社の中国系旅行会社が​​あるという。経営者は中国人だが、名義はタイ人。会社は合法的に開設されているが、違法に運営されており、無免許の中国人ガイドを雇用している。そのため、一部の観光警察は抜け穴を利用してこれらの旅行代理店から賄賂を受け取り、これらの旅行代理店もまた事業を継続するために賄賂を支払う用意があった。

情報筋によると、250社以上の企業が観光警察に賄賂を贈ったという。パンデミック以前は、違法に営業している旅行会社の中には、捕まらないことと引き換えに平均で月額5万バーツを支払っていたところもあった。賄賂の額は、中小企業と大企業の規模によって異なっていた。観光警察と一部の中国旅行代理店は10年以上にわたって共通の利益を抱えていたが、証拠がないため、誰もそれを暴露しようと名乗り出ない。観光業界の誰もが、特に中国市場では、この暗黙のルールを知っています。無資格のツアーガイドを違法に雇ってガイド料を払わなければ逮捕されてしまいますし、その会社は違法な商習慣を多く持っている可能性があり、ガイド料を払わなければ会社は存続できなくなります。違法に運営していない企業はごくわずかで、そのため税金を支払う必要がありません。

情報筋は、この問題は金銭的な利益が絡んでおり解決不可能だと考えている。誰もこれらの企業に対して行動を起こそうとせず、警察はただそれに同調しているだけだ。したがって、問題を解決するためには、まずは違法企業やダミー会社を根底から取り締まらなければならないが、それは政府の対応次第かもしれない。

これらの違法な外国人ツアーガイドは、背後にいるタイ人の協力なしにはやっていけない。警察は彼らを逮捕する権限を持っているが、気にしない。彼らは、彼らの存在を証明するために、たまに違法なツアーガイドを逮捕するだけだ。もし観光警察が本当に違法なツアーガイドを逮捕するのであれば、特に無免許のツアーガイドが溢れているパタヤ、ホアヒン、サムイ島、プーケットなどの重要な観光地では、1日に何千人も逮捕されることになるだろう。

ツアーガイドによると、観光警察への賄賂という現象は以前から存在しており、地域ごとに賄賂の料金も管理されている。旅行代理店も観光警察との仲介を行っている。警察は「職務命令」と呼ばれる旅行会社リストを作成し、旅行会社の名前と賄賂を支払った旅行会社の名前を記録します。観光警察が会社の違法な観光ガイドを見つけても、逮捕されることはありません。これらの旅行会社は偽のアカウントを使用して取引を行う場合があるため、証拠を収集するプロセスは非常に困難であり、財務経路を確認することは困難です。

ツアーガイドによると、ほぼすべての地域に無免許の外国人ツアーガイドがいるが、観光警察に賄賂を渡すため、これまで違法ツアーガイドが逮捕されることはほとんどなかったという。ツアーガイドは、警察官としてのキャリアの昇進は金銭的な利益ではなく、国民への奉仕の実績によって決まることを望んでいます。

（翻訳：ハン・シュミン、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：ワン、出典：3Plus News）