タイ法務省：タクシン氏はまだ恩赦を申請していない

タイ情報ネットワークによると、8月23日、タイ警察、矯正局職員、警察病院の医療スタッフが合同で記者会見を開き、タクシン・シナワット前首相が今朝早くに突然高血圧と胸の圧迫感の症状を呈し、治療のため緊急入院した事件について報告した。

記者会見で、サハガン法務省副次官は、タクシン元首相が現在警察病院で治療を受けているため、法務省は同首相の身の安全を確保するため、この間病院と緊密に協力していくと述べた。サハガン氏は、タクシン元首相の治療は警察病院で継続され、民間の病院への移送は検討しないと強調した。タクシン氏は病院側が退院可能な健康状態であると確認するまで、さらなる治療のためバンコク特別刑務所に戻る予定だ。

サハガン氏は、タクシン元首相の個人文書の取り扱いについて、矯正局は現在、タクシン元首相の家族からさらに必要な文書の提出を待っていると明らかにした。タクシン元首相が国王の恩赦を申請するかどうかについては、法務省副次官は、タクシン元首相が国王に恩赦を申請するには2つの方法があると述べた。1つは、家族が関連文書、すなわち恩赦請願書を準備すること、もう1つは、タクシン元首相が自ら国王の恩赦の申請書を書くことである。しかし、法務省は、タクシン氏が国王の恩赦を申請するための書類を自ら起草する予定であることを示す文書をまだ受け取っていない。

（編集：wan）