タイで国内初のオミクロンウイルス感染例が発見される

タイ情報ネットワークによると、タイ保健省は12月20日、タイで初めてオミクロン株の感染例が見つかったと明らかにした。調査の結果、患者は海外渡航経験がなく、アストラゼネカのワクチンを2回接種していたことが判明した。アルジェリアからタイに帰国した夫から感染したと推測されている。夫はコロンビア人で、62歳、パイロットであり、慢性疾患の病歴がある。

タイ人女性患者の夫は11月26日にアルジェリアからタイのバンコクに戻り、入国時の検査で陰性だった。 12月1日に3回目のワクチン接種を受けた後、発熱の症状が出たため、12月2日にATK検査を受けたところ陽性反応が出ました。12月10日にオミクロン株の感染と診断されました。この間、タイ人女性患者は夫の世話をしていたが、夫は12月19日にオミクロン株に感染していると診断された。

なお、夫婦と濃厚接触した高リスク者はタクシー運転手で、現在14日間の隔離措置を受けている。最初の検査結果は陰性だったが、隔離期間が終了する前に再度検査を受ける必要がある。低リスクの濃厚接触者89人については、14日間の厳重な監視の結果、感染例は発見されなかった。

（出典：Sanook、翻訳：wan）