タイで中国人男性、中国人仲間を強盗した疑いで警察に逮捕

タイメディアの報道によると、バンコク京畿道警察のノパス副本部長は9月28日、バンコク京畿道警察本部が他の2つの県の地元警察と協力し、バンコクのチョンブリ県光化門地区で同胞を強盗した中国人犯罪集団の逮捕に成功したと述べた。事件に関係した金額は300万バーツに上る。

警察によると、2023年9月22日午後8時40分頃、バンコクのサンカブリー区サムセンノック通りで、ナイフや銃で武装した中国人男6人が中国人被害者3人を強盗した。被害者らは、約62万7000バーツ相当のダイヤモンドとプラチナの指輪、169万バーツ相当のダイヤモンドとプラチナのブレスレット、54万バーツ相当のハンドバッグ3個、5万5000バーツ相当のスーツケース、9万バーツ相当の携帯電話2台を奪われた。通報を受けて警察は直ちに捜査を開始したが、容疑者数名は国外に逃亡していた一方、劉容疑者はチョンブリ県に宿泊記録を残しており、中国料理店で中国人グループと賭博を行っていたことが判明した。そのため、警察は賭博中に彼らを逮捕する計画を立て、最終的に賭博に関与していた劉氏と他の中国人6人を逮捕することに成功した。

警察は劉容疑者に対し、武装強盗への参加、銃器の所持や使用、夜間に他人の家に侵入して隠れるために攻撃的な力や脅迫を用いたこと、2人以上で犯行に関わったこと、正当な理由なく住宅街や公共の場所で銃器や刃物を所持して他人を威嚇したこと、その他の違法犯罪行為など、複数の容疑で告訴した。容疑者は事件が発生した警察署に拘留された。逮捕の際、劉容疑者は中国語通訳を通じて全ての容疑を否認したが、他の容疑者を逮捕するためにさらなる情報を得るため、犯罪に関わった者たちの捜査が行われている。

バンコク京畿警察署長は、事件に関与した容疑者は全員中国国籍であり、犯罪を犯すためにタイに来る意図があったことは明らかであり、犯罪を犯した後タイから逃亡するなど、関連する犯罪行為を事前に計画していたと指摘した。同時に、外国人観光客に対する保護措置も強化されており、外国人観光客に脅威を与える可能性のある容疑者や行動をとる個人に対しては、さらなる捜査が行われるとも述べた。

（翻訳：徐佳4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：thaipbs）