濃厚接触が怖い方はご注意ください！タイの仏像の表面は密集した点で覆われている

タイメディアの報道によると、11月16日、あるネットユーザーがナコンナヨック県のワット・ボット・カロンの仏像の写真をインターネット上で共有した。仏像の表面はざらざらと凹凸があり、泡のような突起物で覆われています。この投稿にはネットユーザーから多くのコメントが寄せられ、仏像の見た目に疑問を呈する声が上がった。あるネットユーザーは「これはトライポフォビアの人を死ぬほど怖がらせるためのものだろうか？」と疑問を呈した。

その後、タマサ​​ート大学文学部歴史学科のピパット博士が写真について説明しました。写真から判断すると、仏像の表面が凸凹しているのは湿度が高いためかもしれないが、使われている素材については確信が持てないと語った。一般的に、セメント系下地に水分が浸透すると錆が発生し、錆斑が形成され、表面に写真のような凹凸が現れます。しかし、像が石や石膏でできている場合、金属の場合のように隆起が形成されるのではなく、水分が浸透して表面にひび割れが生じます。新しく作られた仏像は、亜鉛と銅の混合物である真鍮で作られていることが多く、銅の含有量が多い部分は錆びて剥がれ落ちる傾向があります。メッキが除去され磨かれるまで、像は錆び続ける可能性があります。

ピパット博士は、伝統的な技法では、表面に塗ってから金でコーティングする天然素材の「ゴム塗料」がよく使われると付け加えた。現代の油絵の具とは異なり、この絵の具は水を浸透させます。古代の仏像や古代の建物に油絵の具を使用すると、内部に多量の水分が溜まり、湿気やダメージの原因になります。同様の事件はこれまでにも何度も報告されている。古い建物を真新しいように見せるために現代の油絵の具を使うのは理解できますが、古い建物の保護の観点からは、これはお勧めできません。私はむしろ、地域社会が財政支援を提供し、古代の建物を保存するための伝統的な技術に切り替えることを望みます。

（翻訳：黄欣穎、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：khaosod）