裸のタイ人がナイフを持ってサンタイに侵入！

タイメディアの報道によると、1月9日午前10時40分、トンロー警察署長のパンサ大佐はチームを率いてバンコクのラマ4世通りにあるタイ国営放送局第3チャンネルのマリノンビルのニュース部門に行き、刃物を持って暴れ回っていた容疑者の男性を取り押さえ、逮捕した。

容疑者の男性は髪が長く、下半身にサロンを巻いており、上半身は裸だった。警察が現場に到着したとき、容疑者は長さ約11.5インチの黒い鋭利な武器を持って時折叫びながら走り回っていた。警察は身元を明らかにした上で容疑者と予備交渉を行ったが、交渉は失敗に終わった。そこで警察は拘束フォークとテーザー銃（電気ショック銃）を使って容疑者を制圧し、捜索・逮捕することにした。

警察の捜査によると、容疑者の男性は33歳のイサラアイ（姓は伏せられている）で、全知全能で未来を予言できると主張していた。彼は、チャンネル3の有名な司会者ナム・カンチャイと会話をするために、プーケットのパトンからバイクでやって来た。同時に、彼は持っていた武器が自分のものであることも認め、自己防衛のために使用したと主張した。

捜査後、警察は容疑者を「町中や公共の場所で正当な理由なくナイフを所持していた」として告発し、薬物検査のためトンロー警察署の捜査官に引き渡した。結果は陽性で、容疑者は治療を求めた。

このことを知ったチャンネル3の有名な司会者ナム・カンチャイ氏は、テレビ番組で、毎日多くの人が彼に会いたがっているし、スー・ラユ氏（「Rueng Lao Chao Nee」の司会者）に会いたがっている人も多いが、このようなことは今まで見たことがないと語った。彼は自分を気遣ってくれる人たちに理解と感謝の意を表したが、同時にそのような行為はあまりにも暴力的だとも指摘した。番組が放送された後、彼は容疑者と面会し、コミュニケーションを取り、その意図を理解するために警察署に直接出向くことを決意した。

（翻訳：徐佳4.0翻訳工房、レビュー：wan、出典：nationtv）