ロシア行きタイ旅客機がアフガニスタンで墜落、4人生存

タイメディアの報道によると、ロシアの航空検査機関は1月21日、アフガニスタン駐在ロシア大使館の話として、タイのパタヤにあるウタパオ空港からロシアのモスクワへ向かっていた旅客機がアフガニスタンで墜落し、乗っていた4人が生き残ったと発表した。

アフガニスタンのバダフシャン州のタリバン政府当局者は、職員が現場に急行した後、生存者4人を認め、残りの乗客2人は死亡したことを確認したと述べた。シビウラ政府報道官は、生存者4人のうち1人は同機のパイロットであり、政府調査チームが事故現場で捜索救助活動を継続すると述べた。

ロシア航空局とメディアによると、医療チャーター機はフランスのダッソー・アビエーション社のもので、機種はファルコン10、登録はロシアとなっている。同機はタイのウタパオ空港を出発し、乗客6人を乗せてロシアのモスクワに向かっていたが、アフガニスタン上空でレーダーから消えた。レーダー信号が消える25分前に、パイロットは燃料が少なくエンジンの1つが故障したと報告し、タジキスタンに緊急着陸しなければならなかった。アフガニスタン警察は、飛行機がアフガニスタン北部のバダフシャン州の人里離れた渓谷に墜落しているのが発見されたと発表した。

ロシアのメディアの報道によると、この飛行機は、重病のロシア人とその夫を乗せた緊急医療飛行だった。この夫婦はロシア南部のボルゴドンスク出身だった。さらに、この飛行機の乗組員は全員ロシア人です。

（翻訳：王 陸野、4.0 翻訳ワークショップ、wan によるレビュー：出典：sanook）