タイのタクシー運転手が24時間かけて800キロ近くを運転し、ネットユーザーの間で懸念を引き起こした。

タイ情報ネットワークによると、タイ人のタクシー運転手が最近ソーシャルメディアのグループチャットで自身の体験をシェアした。彼はバンコクのカオサン通りからクラビ県（約780キロ）まで外国人観光客を乗せた。往復で休憩なしで合計24時間かかった。これにバンコクでの8時間労働を加えると、合計労働時間は32時間になる。このタクシーの行動はインターネット上で大きな議論と懸念を引き起こした。

タクシー運転手は、その日の午前９時に乗客を迎えに出かけたと話した。午後5時前、乗客がカオサン通りからクラビ県までタクシーを呼び、タクシー代として1万バーツを支払った。その後、運転手は乗客をクラビまで運ぶために12時間ノンストップで運転し、その後、シフトを引き継ぐためにバンコクに戻るのにさらに12時間かかった。その日の運転時間は約32時間だった。車種は2018年式のトヨタ・アルティスで、満タンで200～300キロ走行可能。往復の燃料費は合計1,800バーツ。

タクシー運転手はまた、道中の雑費として豚足ご飯1皿60バーツ、エナジードリンク2本、水1本が含まれていると話した。これらを運賃から差し引くと、残りは8,200バーツになる。乗客をクラビに送る前の収入1,700バーツと合わせると、32時間で1万バーツ近く稼いだことになる。

この投稿が公開されると、ネットユーザーの間で白熱した議論が巻き起こった。一部のネットユーザーは、運転手はそんなに長い距離を運転して豚足ご飯一皿だけで本当に満腹になれるのかと疑問を呈した。ガソリン代に1,800バーツを費やすのは、本当に往復で十分でしょうか?さらに、一部のネットユーザーは、長時間の運転は運転者の健康に悪影響を与える可能性があると考え、運転者の健康について懸念を表明した。彼らは、長時間の運転は疲労運転につながりやすく、それが運転手の安全を危険にさらす可能性があると指摘した。さらに、一部のネットユーザーは、運転手がアルコール入りのエナジードリンクを飲むと飲酒運転の疑いをかけられる可能性があると指摘しており、これも注意が必要な問題だ。

（翻訳：王呂野4.0翻訳工房、校正：万、出典：Khaosod）