タイ政府は新型コロナウイルスの迅速検査場を設置し、1日1万人以上の検査を目標に掲げている。

タイ情報ネットワークによると、タイ国家保健安全局のチャド事務局長は、バンコクの現在の流行状況は深刻で、感染者数が増加していると明らかにした。同時に、多くの人々が新型コロナウイルスの検査を受ける必要がある。このため、アヌティン副首相兼保健相は国家保健安全保障局に委託し、バンコク市疾病予防管理局やマヒドン大学医療技術研究所と協議して12日からバンコク地域でスクリーニングと検査を実施し、1日当たり1万～1万2千人の検査を目標に設定した。スクリーニングと検査には1～2週間かかる見込みだ。

また、このスクリーニング検査では迅速抗原検査という迅速検査を使用します。検査結果は30分以内に出ます。検査結果が陽性であれば、すぐに治療を開始できます。迅速検査所は、パトゥムターニー県のトゥパテミー空軍スタジアム、バンコク・バーンクラピット郡のラジャマンガラスタジアム、チャルームプラキアット政府庁舎、ドゥシット地区サッカースタジアム（14日からオープン）の4か所に設置されており、各検査地点の検査目標は3,000人となっている。

（出典：Thaipbs、翻訳：Zhifou）