ロシアとウクライナの紛争が始まって1か月、タイのロシア大使館の外にいたタイの人々はロシアにウクライナ侵攻を止めるよう求めた。

タイ・インフォメーション・ネットワークは3月24日、タイのメディア報道によると、アムネスティ・インターナショナルとタイ国民が共同でタイのロシア大使館前で抗議活動を行い、ロシアにウクライナ侵攻を止めるよう求めたと報じた。

抗議活動はタイのロシア大使館の外や、アルジェリア、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チェコ共和国、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スペイン、韓国、スウェーデン、米国、タイなど世界各地の象徴的な場所で行われた。抗議活動では、人権が侵害されたウクライナ国民を追悼するため、横断幕や絵を掲げ、ろうそくに火を灯した。さらに、ウクライナの人々が今何を経験しているかを皆に伝えるための画像やビデオ資料も掲載しています。

アムネスティ・インターナショナルはまた、ロシアにウクライナへの違法侵攻を止めるよう求めるオンライン請願書も立ち上げ、34万人以上が署名した。

アムネスティ・インターナショナルのメンバーであるビアヌ氏は、3月24日はロシアによるウクライナ侵攻の1か月目に当たると主張した。この侵攻は国際的な違法侵攻であり、ロシアの自由を含むウクライナのあらゆる階層の人々に深刻な損害を与え、国際人権にも深刻な影響を及ぼした。

アムネスティ・インターナショナルは、ロシアによるウクライナ侵攻以来、病院や学校などのインフラの破壊や、戦争犯罪ともいえる違法な武器の使用など、ロシアによるさまざまな国際法違反を記録してきた。アムネスティ・インターナショナルは、必要に応じて、上記ロシアの犯罪の証拠を提供する予定である。ロシアが欧州評議会を脱退し、欧州人権条約の締約国となることを決定したことで、人権侵害に対する最後の障壁も取り除かれることになる。

ロシアがウクライナに侵攻した1か月間、何百万人ものウクライナ人が避難を余儀なくされ、家屋やインフラが破壊された。ロシアは、反体制派に対する前例のない弾圧を実施し、戦争反対派を包囲・拘留し、わずかに残る自由なメディアを閉鎖に追い込んだ。この侵攻は、人道状況にさらに深刻な損害をもたらす可能性が高い。この点に関して、アムネスティ・インターナショナルはただ一つ、ロシアに対し、この違法な侵攻を止め、ウクライナ国民の人権侵害を止め、国際法を遵守するよう求めることだけを主張する。

（翻訳：彭華、レビュー：wan、出典：sanook）