タイ、毎年1万6000人の囚人を働かせる「矯正産業団地」を建設へ

タイ情報ネットワークによると、10月19日、タイ首相府のタナコーン報道官は、閣議で法務省の「矯正産業団地」設立提案が承認されたと述べた。この提案は、まずサムットプラカーン刑務所、チョンブリ中央刑務所、サムットプラカーン刑務所、ラヨーン中央刑務所の4つの刑務所で試験的に導入される予定だ。

内閣はまた、法務省に対し、工業団地管理局や民間事業者と交渉し、労働技能の訓練のため服役囚を雇用するよう指示した。目標は、毎年1万6000人の無罪判決を受けた囚人、仮釈放者、減刑された囚人を大手企業に送り込むことだ。報告によると、政府は現在、囚人のケアのために囚人一人当たり年間21,000バーツを支払う必要がある。この措置により、最大3億3,600万バーツの支出が削減されるとともに、囚人の労働スキルの向上や再犯の可能性の低減にも役立つだろう。

タナコーン氏は、矯正工業団地の建設には主に3つの種類があると述べた。1.タイ工業団地公社と協力して、他の機関の管轄内で刑務所の外に工業団地を設立する。2.矯正局の管轄内、つまり刑務所内に工業団地を設立する。3.工業団地を設立するために土地を収用する。 （hushによる翻訳 出典：Matichon）