生後8か月の女の子が新型コロナウイルスに感染したが、受け入れ可能な病院がなかった。彼女の祖父は病院を探すため、一晩で3つの県を駆け回った。

タイ情報ネットワークが1月10日に伝えたところによると、あるタイのネットユーザーが、新型コロナウイルス感染が判明した生後8か月の孫娘を連れて高齢夫婦が夜通し車で3県を回り、治療を受けられる病院を探したが、受け入れてくれる病院はなかったというメッセージを投稿した。最終的に、救助チーム「サイマイドンロット」の助けにより、少女は治療のために小児保健病院に送られました。

少女の祖父ウィラさんは、1月5日に娘と義理の息子がCOVID-19と診断され、病院で治療を受けていることを明らかにした。 1月9日、彼と妻、そして生後8か月の孫娘は、COVID-19の検査を受けるためにパトゥムターニー病院を訪れた。孫娘と妻の検査結果は陽性だったが、彼自身の検査結果は陰性だった。しかし、病院側は病床が満杯であると伝え、自宅で治療を受けるか、他の病院に行くよう求めた。

同日午後９時ごろから、呼吸が速くなり発熱するなど症状が悪化した。そこで、少女の祖父は彼女を病院に連れて行って治療してもらうことにしたが、パトゥムターニー、バンコク、ノンタブリーのいくつかの病院を訪れた後、時間が非常に遅く、病院に小児科医がいなかったため、少女を受け入れる病院がないことがわかった。少女の祖父は、ノンタブリー県の病院前の道路脇に車を停め、朝小児科医が出勤するまで待ってから孫娘を治療に連れて行くことにした。しかし幸運なことに、真夜中に救助隊「サイマイ・ドン・ロット」が老夫婦に連絡を取り、助ける用意があると伝えた。救助隊は女児の体温を測り、簡単な身体検査を行った後、すぐにラチャウィティ通りの小児保健病院に連絡し、女児は発熱の治療のため入院した。

（出典：Khaosod、編集：wan）