中国人ビジネスマンがタイで脱税の疑いで逮捕された。逮捕額は2000万ドル近くに上る。

タイ情報ネットワークによると、タイ国家入国管理局は2月22日、約2000万バーツの脱税で逮捕された中国人投資家の事件を報告する記者会見を開いた。

チョンブリ警察署によると、警察は2024年2月2日にパタヤ裁判所が発行した逮捕状第60/2024号に基づき、同県バンブン地区で53歳の中国人容疑者ワンを逮捕した。容疑者は他の者と共謀し、税関職員の許可なく免税地域から商品を運び出していたと報じられており、事件の価値は約2,000万バーツに上る。

王容疑者はチョンブリ県の会社の取締役とみられる。他の者らとともに、バッグ、スカーフ、ベッドシーツ、携帯電話ケース、椅子、プラスチック製の箱、ランプ、自撮り棒、トウモロコシなどの商品をタイに輸送した。商品は31件の輸入申告に基づいてタイに輸入され、2017年関税法第151条に従ってタイに輸入される商品に対する輸入関税免除特例を利用して免税地域に入りました。これらの商品は、通関申告後、MTMT TREE ZONE免税エリアで検査のために引き渡されます。

しかし、2019年12月16日から17日までの検査結果によると、税関職員は上記の商品が放出された後、MT TREE ZONE免税エリア内に残されていなかったことを発見しました。同社の輸出入データを確認したところ、関税情報システム（CIS）において、同社が作成した輸入税申告書（P型）が見つかりませんでした。これは、タイ国内で使用または販売するために免税地域から商品を持ち出す際に必要な申告書です。

さらに、同社はタイから出荷される商品に対して出国輸送証明書を発行しておらず、また、その他の状況下で免税地域から出荷される商品に対しても通関証明書や納税証明書を発行していなかった。当該物品の評価価格及び税金に基づくと、上記輸入品の総額は約1533万7000バーツ、輸入税総額は約270万バーツ、付加価値税総額は約126万バーツとなる。税関職員は同社に通知し、問題を明らかにするための書類の提出を求めたが、同社は事実を明らかにする証拠書類を提出できなかった。

パタヤ裁判所が逮捕状を発行した後、チョンブリ地方裁判所の捜査によると、王容疑者がチョンブリ県の会社に出向いたことがわかり、地方裁判所とともに捜査を行った。地方裁判所は王容疑者に逮捕状を示し、逮捕した。

（翻訳：ヤン・シュルイ、フォー・ポインツ・トランスレーション・ワークショップ、校正：ワン、出典：タイ国家入国管理局）