タイは3月1日から4日まで、ウクライナにいるタイ国民236人を第一陣として避難させる予定。

2月27日のタイ情報ネットワークによると、ポーランドのワルシャワにあるタイ大使館は、ウクライナから避難したタイ国民236人の第一陣が火曜日から金曜日（3月1日から4日）にかけてタイに帰国することを明らかにした。大使館によると、現在ウクライナ西部リヴィウの避難所には47人のタイ人がおり、さらに43人のタイ人がウクライナの他の都市からウクライナ西部リヴィウの避難所へ移動しているという。

大使館は、マレーシアの夜間外出禁止令やタイ国民が居住する都市の治安の悪さにより、約100人のタイ国民が通常の移動ができない状態にあると述べた。この中には、ニコラエフに7人、ハルキフに12人のタイ国民が含まれていた。両都市でロシア軍とウクライナ国防軍の間で戦闘が勃発したが、他の都市のタイ国民は依然として安全だった。

戦争はマレーシアの首都キエフ郊外にも影響を及ぼしており、大使館はキエフにいるタイ人148人のうち102人が同市を離れ、43人がリヴィウ作戦センターに到着したことを強調した。約40人のタイ国民はウクライナ人と結婚しており、ウクライナ人はウクライナを出国することが許可されていないため、引き続きウクライナに滞在することになる。

さらに大使館は、日曜日にウクライナ西部のオデッサからルーマニアのブカレストまでタイ国民41人を運ぶバスを手配すると発表した。ブカレストのタイ大使館は3月1日と2日に民間航空便で彼らをタイに帰国させる予定だ。同時に、日曜日にはバスが手配され、タイ人43人をリヴィウ作戦センターからワルシャワへ輸送する予定だ。これらのタイ国民は3月1日から4日の間にタイに送還される予定だ。

（翻訳：cici 出典：The Naton Thailand）