タイ選手のユニフォームのロゴが有名デザイナーのデザインを侵害していたことが判明

タイ情報ネットワークによると、タイのプンチャック・シラット・スポーツ協会の選手らが最近、東南アジア競技大会でタイの有名デザイナー「タイランド」のデザインを侵害したユニフォームを着用し、ネットユーザーの間で白熱した議論を巻き起こした。

タイのデザイン界で著名なデザイナー、スチャル・チャウィーワン氏は、自身がデザインした「タイランド」のロゴと、タイのプンチャック・シラット・スポーツ協会の選手たちが「タイランド」のロゴの入ったユニフォームを着ている写真をフェイスブックに投稿した。同氏は、自分がデザインした「タイランド」のロゴは著作権で保護されているため、オンラインメディアでの使用を含め、どこで使用してもデザイナーの許可を得る必要があると述べた。許可を得ていない場合も違法行為となる。

その後、タイのプンチャック・シラットスポーツ協会のパヌ理事長は声明を発表し、この事件について謝罪し、これは協会にとって重要な教訓であり、真剣に受け止めなければならないと述べた。なお、協会は公に謝罪する前に、事前にデザイナーに謝罪し、大会終了までロゴの使用を継続できるよう要請していた。

パヌ氏は、このロゴは縁起が良く、金メダル獲得の助けになると語った。今後格闘技の試合もあるため、現在デザイナーに使用権を申請中だ。このロゴが入ったユニフォームを今後も着続けられれば、選手たちは8個以上の金メダルを獲得できると確信している。

また、タイのプンチャック・シラット・スポーツ協会の選手の競技用ユニフォームを製造している企業も、急いで製造したために著作権の問題を無視し、協会と選手の評判を傷つけたとして協会に謝罪した。

（翻訳：彭華、レビュー：wan、出典：pptvhd36）