中国人観光客、タクシー運転手に鉄棒で頭を殴られ意識不明に

タイ情報ネットワークによると、最近、タクシー運転手がフェイスブックに約3分間の動画を投稿した。動画では、別のタクシー運転手が中国人観光客と思われる人物の頭を鉄の棒で殴り、地面に倒れて気絶させる様子が映っていた。この動画は多くのネットユーザーの間で白熱した議論を引き起こした。

動画を投稿したタクシー運転手によると、6月4日夕方、RCA付近で乗客を乗せていたところ、車の前で白いシャツを着た50代の中国人男性観光客が黄緑色のタクシー運転手と口論していた。両者が料金で合意できなかったのかどうかは不明だが、中国人観光客は非常に怒り、タクシーのボンネットを強く叩いたという。

その後、タクシー運転手は車から降りてトランクを開け、長さ約1フィートの鉄の棒を取り出して観光客の頭を殴り、観光客は地面に倒れて気絶した。また、タクシー運転手は、犯人のタクシー運転手が外国人観光客に対して行った暴力行為が同国の観光イメージに影響を及ぼす恐れがあるとし、被害者が訴訟の証拠として使用できる場合に備えてビデオをマッカサン警察署に提出したと述べた。

マッカサン警察署は事件現場の監視カメラ映像と関連映像証拠を調査した結果、犯人の運転手はアサダウットという人物であることが判明した。彼は現在自首し、すべての過失を認めている。また、襲撃の理由は被害者である中国人観光客と口論になり、その観光客も彼の車を叩いたため、正気を失い、このような行動に出たと語った。

(出典: ch7; 編集: wan)