イギリス系タイ人の10代の少年が共犯者を裏切ったために殺された？殺人犯は刑務所から釈放されたばかりだった

5月10日のタイメディアの報道によると、ナーン県で殺人事件が発生した。被害者は17歳のタイ人とイギリス人の混血男性で、遺体は道路脇の森で発見された。遺体は顔が腫れて血だらけで仰向けに横たわっていた。穴のような傷が複数あり、歯が折れていた。警察は当初、遺体は何かに強くぶつかり、死後12時間以上経っていたと推定した。また、亡くなった女性の恋人の友人である16歳の少女ポンさんの行方も不明で、警察が捜査を続けている。

事件後、警察は5月9日に17歳の混血の少年を殺害した疑いで容疑者を逮捕した。容疑者はチャイ・ワという44歳で、過去に2度の性犯罪歴があり、刑務所から出所してからまだ8か月も経っていない。警察は彼を尋問し、殺人罪で起訴した。さらに、最初の取り調べでチャイワ容疑者はすべての容疑を否認したが、警察は容疑者が17歳の混血の少年を殺害したことを認めるまで捜査と証拠収集を続けた。当初、容疑者と被害者はともに密輸業者と麻薬の売人であることが判明した。彼らは森へ何かを取りに行くことに同意しており、少女も同行していた。しかし、旅の途中で被害者はパニックに陥り、ピックアップ地点は別の場所だと言ったため、容疑者は激怒した。そして、一緒に旅行していた女の子を喜ばせるために品物を隠したかったのだ、と被害者を侮辱した。その後、容疑者は被害者を木の棒で殴り、何度も激しく鞭打ち、最終的に被害者を死亡させた。一方、女性の仲間であるポンは姿を消しており、チャイ・ワは彼女の居場所を明かそうとしない。

これを受けて地元警察は捜査を行い、被害者のバイクを追跡し、最終的に容疑者の親戚の牛舎裏の小さな小屋で発見した。容疑者の親族によると、5月6日夕方、容疑者はポンという名の交際相手の女を自宅に連れ込み、別のバイクで逃走する前に、まずは亡くなった女性のバイクをここに停めて、その後愛人用の賃貸住宅を探すよう指示したという。そして7日午後、容疑者はバイクに乗って戻り、亡くなった女性のバイクを牛舎の裏に駐車した。警察が手がかりに基づいてバイクを発見し、警察署に持ち帰ったのは昨日の朝になってからだった。現時点では、警察は一緒に旅行していた女子学生のポンさんがまだ安全である可能性があると考えており、捜査員らはポンさんの居場所についても捜査を強化している。

（4.0翻訳ワークショップのChen Yanjunによる翻訳、wanによるレビュー、出典：ch7d_news）