タイのシンハービールのCEOが死去

タイ情報ネットワークによると、9月13日、タイのブーン・ラウド・ブリュワリー社長、シンハービールCEO、タイパラリンピック委員会会長のニック・チュティナント・ビロムバクディ氏（以下、ニック）が、米国ボストンで1年間の治療を経て、米国現地時間9月12日夜23時50分に安らかに亡くなった。65歳だった。

その後、妹のヌイ・ビロムバクディさんはインスタグラムにニックさんの訃報を投稿し、「今の気持ちを言葉で表すことはできません…心は張り裂けそうです。もう二度とあなたに会えないと思います…安らかにお眠りください」と書き込んだ。

ニック氏はタイのビロムバクディ家の3代目相続人であると伝えられている。彼は1957年4月9日に生まれ、3人の子供がいる。

ニック氏はタイのスポーツ界において、タイ空手協会会長やタイパラリンピック委員会委員長を務め、タイのスポーツ界で重要な役割を果たしている。2020年の東京パラリンピックでは、タイ選手団を率いてアジアで6個目のメダルを獲得した。ニック氏はタイの障害者スポーツの成功の原動力でもあり、障害者アスリートをASEANからパラリンピックまで様々な大会に参加させ、タイ障害者スポーツ協会、タイ精神障害者スポーツ協会、タイ盲人スポーツ協会、タイろう者スポーツ協会、タイ知的障害者スポーツ協会の5つの障害者スポーツ協会と協力しています。

（wan編集、出典：matichon）