タイ警察は2000万ドル以上の価値がある違法に密輸された肉を押収した。

タイのメディアが10月8日に報じたところによると、タイ畜産局検疫部の検査官と税関職員が中央捜査局の消費者保護・犯罪対策部と合同で、サムットサーコーン県にある畜産物の保管、生産、販売を行っている会社の冷蔵倉庫を抜き打ち検査した。

作戦中、職員らは同社の冷蔵倉庫で密輸された冷凍肉の束を押収した。肉はイタリア、スペイン、ブラジルから合法的な手続きを経ずに輸入されたもので、総重量は10万キログラム以上、価値は約2100万バーツに上るとみられる。さらに、ブラジルとトルコ産の鶏もも肉3万5000キログラム、70万バーツ相当が押収された。

関係職員は法律に従って冷凍肉を全て押収し、動物伝染病予防法2558第31条第1項に基づいて違反者を起訴した。動物検疫法第68条に基づき、違反者は2年以下の懲役もしくは2万バーツ以下の罰金、またはその両方を科せられる。第22条に基づき、第20条に規定する臨時流行地域または第21条に規定する流行監視地域からタイ国内に動物または動物の死体を輸入、輸出、または通過させることは、当該地域を担当する獣医から書面による許可を得ない限り禁止され、許可を得ない場合は、第65条に基づき、2年以下の懲役刑または4万バーツ以下の罰金、またはその両方が科せられる。

現在、タイ畜産局は冷蔵室の検査を強化し、肉の密輸という違法行為を取り締まっている。

（翻訳：Ning Jiani、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：dailynews）