タイの中国人ギャングが違法にオンラインギャンブルサイトを設立、関係者の大半は同胞

10月29日のタイメディアの報道によると、タイ国家警察の対テクノロジー犯罪センターはバンコクのバンカビ地区にあるホテルを抜き打ち検査し、オンラインギャンブルに関与していた中国人犯罪者50人を逮捕した。

警察は、オンライン詐欺を取り締まる作戦中に、外国人詐欺集団がバンコクのスワンルアン地区とフアマーク地区の住居からHeng Xinというギャンブルサイトを運営し、50人以上の従業員を雇用していることを突き止めた。警察は不審な住居に対する捜索令状を申請し、10月28日に抜き打ち検査を実施した。

捜索中、中国人とマレーシア人の容疑者グループが逮捕された。彼らはギャンブルサイトの運営、顧客サービス、管理を担当しており、チャットコミュニケーションツールのLet's TalkとTelegramを通じて、ユーザーをサイトに招待してギャンブルをしていた。招待が完了すると、ユーザーのID番号がギャンブルアカウントの開設を担当する管理者に送信され、その後、ユーザーに対してギャンブルの割り当てが開かれた。

予備調査によると、同サイトの利用者のほとんどは人民元を使ってギャンブルをする中国人で、同サイトの資金流入は5億バーツに達したという。

取り調べの後、容疑者はタイで観光客として不法労働に従事し、4万～7万バーツの報酬を受け取っていたことを認めた。容疑者は「タイで不法に外国人が就労していた」容疑で警察に逮捕された。さらに警察は犯行に使用されたノートパソコン50台と携帯電話53台も押収しており、法律に従って司法当局に引き渡す予定だ。

（翻訳：Ning Jiani、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：ch7hdnews）