タイの10代の若者がハロウィンの衣装をめぐってネットいじめを受ける

タイ情報ネットワークによると、タイの少年が最近、ソーシャルメディアにハロウィーンの衣装をアップロードし、タイ国内外のネットユーザーの間で不満を買っているという。

動画には、少年が「血」のついた白い半袖シャツを着ており、胸には「ジェフリー・ダマー」と書かれた紙を下げている様子が映っている。

ジェフリー・ダーマーは、1970年代から1990年代にかけて米国ウィスコンシン州ミルウォーキーで17人の少年を強姦し、殺害し、遺体をバラバラにした連続殺人犯である。彼はしばしば「ミルウォーキー・モンスター」と呼ばれている。

Netflixの伝記犯罪ミニシリーズ「モンスター：ジェフリー・ダーマー物語」が9月22日に公開されて以来、ジェフリー・ダーマーの物語は若者の間で人気となり、多くのタイの学生の間で放課後の話題になった。

一部の海外ネットユーザーはタイの10代の少女の服装を「非常に不快、恥ずべきだ」と批判し、多くのタイのネットユーザーも同意した。別のタイ人ネットユーザーは、ハロウィーンに外国人がノン・モランプ幼稚園銃乱射事件の犯人に変装したら、タイ人は間違いなく嫌な気分になるだろうと語った。

他の人々は、この極めて残酷な連続殺人犯を有名にするだけの「ジェフリー・ダーマー事件」がなぜ映画化されたのか理解できないとして、ネットフリックスを非難した。

「ジェフリー・ダーマー事件」から31年が経過したが、目撃者や被害者の家族の多くは未だ存命で、トラウマを抱えながら暮らしていると報じられている。

（シェルドンがまとめ、出典：パタヤニュース）