バンコクで和牛を食べる┃バンコクの安田 安田 日本の職人魂がバンコク初神戸牛にこだわる

インタビュー・記事┃VISION THAI 特別編集：チー・リー

北九州の神戸牛専門店として有名なオンドルは、昨年11月にバンコクに神戸牛と創作タイ料理のレストラン「YASUDA」を正式にオープンし、厳選された高品質の日本牛を導入し、お客様の「特別な日」に最高の料理、空間、サービスを提供しています。

バンコクYASUDAは、バンコクのスクムビットソイ34に位置し、安田栄一会長（62歳）と安田哲秀社長（34歳）の父子による初の海外支店です。 2014年、東京で開催された大型博覧会で安田社長はタイのザ・モールグループと知り合い、エンポリアム百貨店で高級日本産ステーキの販売を開始。市場の反響が良かったことから、海外第1号店となるバンコクYASUDAの出店を決意した。

「当店の一番自信があるのはお肉だけです。」

創業から30年、安田父子が最もこだわり、最も気を配っているのが「肉」の質であり、最も自信のあることだ。バンコクYASUDAで使用している牛肉は、すべて日本から新鮮な状態（冷凍ではない）で空輸されており、バンコクでも日本と同じ高品質が保たれています。父と息子はともに牛肉の目利き・鑑定家。日本全国を回り、最高の牛肉を味見して買い付けています。牛肉に関する豊富な知識と、独自の目利き力で、牛肉の美味しさを確かめています。

「肉の質が一番大事です。バンコクには優秀なシェフがたくさんいますが、必ずしも最高の牛肉があるわけではありません。私たちは世界に認められる日本最高の神戸牛を提供したい。私たちの牛肉は、私たちが最も自信を持っている唯一のものです」と、安田哲秀社長はインタビューで自信を持って強調した。

バンコクYASUDAのメインコンセプトは、お客様の特別な日にプライベートで贅沢な空間を提供することです。 「我々のサービスに求められるのは、笑顔と清潔さを保つことです」と安田栄一社長は優しく語った。

ダイニングエリアはさまざまなニーズに合わせて設計されており、ビジネスレセプション、家族や友人の集まり、カップルのデートなどに適しています。サービスの品質を確保するために、ボックスにはサービスベルが付いています。彼らはまた、そこで食事をしていた誕生日のお祝い客のために、思いやりのあるケーキも用意してくれました。

特筆すべきは、タイへの敬意を表すため、日本のステーキをベースにした日本料理を展開するほか、バンコクYASUDAでは日本人とタイ人のシェフが共同で「神戸牛ガッパ」や「神戸牛グリーンカレー」など、タイの創作料理も開発。柔らかい神戸牛と濃厚なガッパソースが合わさり、これまでにない味覚体験を生み出します。また、安田哲秀社長自らが調理・監修する看板メニューのひとつが、バンコクのYASUDAでしか味わえない「冷製ステーキ」。肉を均一に焼き上げ、特殊な方法で冷やすことで、肉の柔らかさと甘みが保たれています。脂身が均等に行き渡り、冷えたさっぱりとした味わいは、バンコクの気候にとてもマッチしています。もう一つの驚きのメニューは、やわらかいピンク色の神戸牛を何枚もバラ状に巻いて口の中でとろける「特上牛刺し」です。牛肉の刺身は、すべての部位を使えるわけではなく、厳選する必要があり、専門的で複雑な手順を踏まなければなりません。バンコクYASUDAの精神を最も反映したこの料理は、肉の質から生まれる美味しさです。肉本来の甘みと旨みをそのまま味わえるピュアな味わいです。

インタビューと料理レビューの過程で、私はバンコクYASUDAの誠実さ、敬意、創造性を深く感じました。それは、安田父子の純粋で献身的な日本の職人精神を反映しています。

* 安田は日本語では「ヤスダ」と発音されます