兵士106人を乗せたタイの軍艦が沈没、28人が行方不明

タイメディアの報道によると、12月18日夜、タイ海軍のフリゲート艦「スコータイ」がプラチュワップキーリーカン県近海で故障により沈没した。当時、船には将兵106人が乗っていたと伝えられている。事故後の緊急救助により、78人が救助され、うち3人が重傷を負った。さらに28人が行方不明となっている。

タイ海軍報道官のボコン提督は、事故はプラチュワップキーリーカン県近海で発生し、スコータイ号の沈没は船体の傾きが原因だったと述べた。海域は強風と高波に見舞われ、船体側面の排気管から海水が電気系統に流入し、電源が遮断されて大型機械が作動しなくなった。これにより船は制御不能となり、急速に船体内に海水が入り込み、船が傾いた。

事故後、海軍は直ちに船舶保護・救助パッケージを搭載したヘリコプター2機を派遣し、緊急救助を実施した。さらに、外部の部隊が支援を提供するために調整されており、HTMS Kraburi が事故現場に到着して救助活動を行っています。タイ王国海軍は、イギリス海軍のフリゲート艦「スコータイ」の回収に全力を尽くしましたが、事態は切迫しており、海域の風と波も大きく、「スコータイ」は最終的に故障により沈没しました。現在、海軍は船の乗組員の救助に全力を尽くしている。

スコータイは1987年にタイ海軍で運用が開始されたと伝えられている。このフリゲート艦は米国のタコマ造船所で建造され、防空、水上戦、潜水艦戦を含む3次元軍事システムと指揮システムを備えている。

（翻訳：Lin Guanxiu、4.0 Translation Workshop、レビュー：Wan、出典：Mathon、mgronline）