タイとモンゴルは27年以内に貿易額1億ドルを達成する計画

（原題：タイとモンゴルが貿易委員会を設立し、2027年までに貿易額1億米ドル達成を計画）

タイ首相府のラチャダ副報道官は8月30日、タイとモンゴルの合同貿易委員会（JTC）設立に関する覚書案を閣議で承認し、2022年9月5日と6日にモンゴルが開催する協力会議に関係部局が参加することを承認し、上記の協力事項が正式に提案されることを明らかにした。

ラチャダ氏は、覚書草案はモンゴルとの共同貿易委員会を設立し、貿易や投資を含む両国間の経済その他の協力を促進し強化することを目的としていると述べた。同氏は、委員会は2年ごとに会合を開く予定であり、会合の議長は双方が選出し、委員は両国の官民の代表者から構成されると述べた。覚書草案は5年間有効で、いずれかの当事者が取り消すまで5年間自動的に更新される。

さらに、ラチャダ氏は、タイとモンゴルの会談には多くの面での協力が含まれていると付け加えた。例えば、双方は2022年から2027年の間に1億米ドルの貿易目標を設定しており、これは両国間の経済貿易関係を強化し、お互いの貿易と投資を拡大することに役立つだろう。タイはまた、銅、石炭、錫など工業部門にとって重要な原材料の輸入からも利益を得るだろう。同時に、タイはモンゴルを利用してロシアとユーラシアの市場を開拓していくつもりだ。