タイのGDPは2019年第2四半期に2.5%成長した。

タイ国家経済社会開発評議会（NESDC）のデヌーチャ事務局長は8月15日、タイの経済が2022年第2四半期に2021年の同時期と比較して2.5％成長し、2022年第1四半期と比較して0.7％成長したことを明らかにした。

デヌーチャ氏は、上記の成長は主に民間消費と輸出の改善によるもので、2022年上半期のタイ全体の経済成長率は2.4％となり、タイ経済が回復を続けていることも示していると述べた。さらに、デヌーチャ氏は、タイの2022年通年の観光収入は、これまでの推定5,700億バーツから6,600億バーツに増加すると述べた。そのため、タイの経済は2022年に2.7～3.2％成長すると予想されている。

同時に、デヌーチャ氏は、タイ政府の入国規制緩和により、より多くの外国人観光客がタイに入国できるようになり、国内の個人消費がさらに改善すると付け加えた。同氏は、金利が上昇し、タイの家計および企業の負債負担が依然として高いことに加え、世界経済の変動、エネルギー価格、洪水、新型コロナおよびサル痘の流行の影響も相まって、タイの実際の経済成長は予想よりも低くなる可能性があると述べた。