結婚の平等は不満ですか?タイ憲法裁判所は男女間の結婚は違憲ではないとの判決を下した。

タイ情報ネットワークによると、タイ憲法裁判所は最近、結婚は男女間に限られ、憲法に違反しないとの判決を下した。この判決が出たことで世論は大きく動き、ツイッターでも「結婚の平等」が話題になった。

11月17日、憲法裁判所は、民商法典第1448条が憲法第25条、第26条、第27条第1項、第2項、第3項に違反していないと全員一致で判決を下した。さらに憲法裁判所は、議会や内閣、関係政府機関はLGBTQの人々（性的少数者）の権利と義務をさらに保護するための法律を制定し続けるべきだと指摘した。

「結婚の平等」をめぐる訴訟は、2020年2月14日に婚姻届を申請したが、婚姻登記官に却下されたカップルから始まったと報じられている。そこで、二人の女性は、中央少年家庭裁判所に弁護士の手紙を添えた請願書を作成し、登記官に結婚の登記を依頼した。それでも登記官が拒否する場合は、裁判所は憲法裁判所に法的問題について控訴するよう求められ、憲法裁判所は結婚を男女に限定する民商法第1448条が違憲かどうかを判断することができる。

（出典：thairath、翻訳：wan）