タイ、法定結婚年齢を17歳から18歳に引き上げる計画

1月2日、タイ首相府副報道官は、国家人権委員会による早婚規制に関する提案を内閣が把握したと述べた。具体的な内容は以下の通り。

1. 民商法典を改正し、その他の関連法の制定も含め、婚姻最低年齢を18歳に調整する。この動きは、国連人権理事会の定期的審査プロセスに対するタイの公約、ならびに子どもの権利委員会および女性差別撤廃委員会の勧告に沿ったものであり、タイが従う人権原則と一致している。

2. イスラムの原則に従い、あらゆる状況を対象とし、国際人権原則に沿って、強制児童婚に関する基準と実践を改善する。例えば、児童が自発的に同意した場合、経済的な理由で結婚を強制された場合、性的虐待の結果として児童婚が強制された場合などです。こうした状況はすべて、刑法第9条に基づく犯罪の要素とみなされ、同様の事件が再び起こらないようにするための措置です。

3. 結婚最低年齢を調整した後、タイ中央イスラム評議会は、民商法典と一致するように、2018年タイ中央イスラム評議会の17歳未満の者の結婚に関する規則に従って結婚最低年齢を改訂するものとする。

現在タイで施行されている民商法では、結婚できる最低年齢は17歳と定められているが、婚姻届を希望する男女については、正当な理由があれば、裁判所は17歳に達する前に結婚を認めることができるとされている。

（wan 編集、出典: thairath）