警察署長が横領した！数百丁の警察銃を密かに販売し、数十人が関与していた

タイ情報ネットワークによると、タイ警察は2022年10月20日、パククレット警察署の公設銃器の警備を担当していた巡査部長級警察官のチャヴァリ容疑者を逮捕した。この警察官は警察用の銃160丁を私的に盗み、売却していたことが判明した。この警察官は後に、公務上の窃盗、公務員としての犯罪、他人への損害の可能性の罪で起訴された。この事件を受けて、タイ国家警察のダンロンサック総監はスラチェット副総監に対し、捜索範囲を拡大し、公売された銃器を回収し、関係容疑者を逮捕するよう命じた。

捜査によると、関連する犯罪容疑者は23人判明し、1人に対して起訴、逮捕状22枚発行、18人を逮捕、4人を拘留している。上記の犯罪容疑者は全員、「盗品共有」の罪で告訴されている。

同時に、警察は裁判所に、盗まれた公用銃160丁の捜索令状を申請した。そのうち64丁は回収されたが、残りの96丁はさらなる捜索が必要だ。この事件には2,200件以上の書類が関係しており、30人の目撃者が事情聴取されている。現在、この事件は、起訴命令に署名し、引き続き責任を負わせるために検察に事件を引き渡すかどうかを検討するために、上司に提出されている。また、捜査チームは公用銃器を担当する残りの公務員８人に対しても職務怠慢があったかどうか調べている。

スラチェット警察長官は、チャバリ氏の逮捕後、関連状況の捜査を命じ、職務怠慢の疑いがある残りの公務員に捜査範囲を拡大したと述べた。チャバリ氏は懲役256年168カ月の刑を宣告されたが、法律では懲役50年が定められている。銃器事件の関係者については、23人の容疑者が発見され、逮捕され、検察に引き渡された。タイ国家汚職防止委員会は、この事件に関与した政府関係者に関して関連声明を発表した。警察は今後、盗まれた銃の追跡を継続し、逃亡を防ぐため捜査範囲を拡大する予定。

（翻訳：李清玄、フォー・ポインツ翻訳工房、校正：wan、出典：タイ国家警察）