バンコク銃撃事件のタイ人犠牲者の家族、14歳の銃撃犯の父親を許す

タイ情報ネットワークによると、10月15日、バンコクのサイアム・パラゴン銃撃事件の犠牲者の一人であるニンさんの家族が、バンパイ寺院でニンさんの葬儀の唱和式を行った。同日、事件の犯人である14歳の少年の父親も式典に出席した。

祈りの儀式の最中、14歳の銃撃犯の父親はまずひざまずいて被害者の遺体を拝み、その後ひざまずいて被害者の母親に謝罪した。その後、彼は被害者の母親に白い封筒を手渡した。

被害者の母親はメディアのインタビューで、14歳の銃撃犯の父親が娘の葬儀に来てひざまずいて謝罪し、銃撃犯の父親に非常に同情したと語った。彼女は、彼を許したが、彼が息子の部屋を注意深く調べず、大量の弾丸と銃をすぐに発見しなかったことに怒りも感じていると語った。もし彼がそれらを見つけていれば、このような悲劇は起こらなかったかもしれない。

10月3日にバンコクで発生したサイアム・パラゴン銃撃事件では、被害者の一人であるニンさんが当日の事件で銃撃され、残念ながら10日間の病院での治療の後に亡くなったと報じられている。

（翻訳：wan、出典：dailynews）