タイとラオス、麻薬問題で二国間会談開催

タイ・インフォメーション・ネットワークは4月20日、タイメディアの報道によると、タイ警察、ラオス、双方の代表団がラオスの首都ビエンチャンで麻薬問題に関する会議を開催したと報じた。会談では、両国は共同で麻薬問題と闘うことを約束し、双方の法執行機関間の経験の交換を促進するためにオンライン法執行ネットワークを共同で設立することになった。具体的な会議の議題は次のとおりです。

1. タイとラオスの両当局は麻薬問題を非常に重視しており、関連政策を国家の課題に組み込む用意がある。同時に、双方は協力して麻薬拡散問題に効果的かつ包括的に取り組む。

2. タイは、ラオスに潜伏する指名手配中の麻薬犯罪者の逮捕に向け、ラオスの協力を求めている。ラオスが指名手配中の犯罪者を逮捕した場合、タイ警察庁に通報し、タイは指名手配中の犯罪者を本国に引き渡して法的制裁を加え、事件捜査の範囲を拡大して麻薬密売人の取り締まりを強化することを望んでいる。

3. 双方は、国境においてラオスからタイへのメコン川を越えた麻薬密輸に関する情報を調整し、双方による阻止・逮捕の取り組みを加速する。

4. 双方は、物流を通じて第三国への麻薬密輸と闘うための努力を強化する。

5. 双方は、データ研究を容易にするための先進的な技術と設備を導入し、麻薬対策の作業体制をさらに改善する。

6. タイ当局は、国家戦略目標に沿って、薬物問題に包括的に取り組むため、地域社会における薬物予防と治療に関する持続可能なコミュニティプログラムを立ち上げました。ラオス当局はこれに細心の注意を払い、プロジェクトへの視察訪問を要請した。

（翻訳：馬望玲、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：matichon）