香港税関、タイから輸入されたヘロインを押収

タイのメディア報道によると、麻薬取締局のヴィチャイ事務局長は4月25日、香港税関が4月21日に香港国際空港でコーヒーバッグに隠された重量53キロのヘロイン一式を押収したことを明らかにした。同時に、この事件に関与した中国・香港出身の容疑者3人が逮捕された。上記の麻薬はバンコクの民間物流会社によって密輸・輸送されたと報じられている。香港税関はタイ麻薬取締局に関連情報を伝え、密輸に関与した者への捜査範囲を拡大する共同作業を開始した。

捜査によると、この麻薬密売組織は大規模な国際犯罪組織である。捜査官らはまた、このヘロインの供給元がラオスであることも突き止めた。麻薬密売組織はタイ人を仲介人として雇い、麻薬の入った小包を民間の宅配会社を通じて香港に届けていた。今年3月から4月にかけて、この犯罪組織は麻薬が入った小包を香港に3回届けた。

現在、捜査当局はこの密輸・麻薬密売事件に関与した関係者や証拠を入手しており、タイ人1人とラオス人2人を含む容疑者3人に対して逮捕状を発行している。タイの捜査官らは、香港税関と連絡を取り、保有する証拠を調整し、逮捕の根拠となる完全な証拠の連鎖をまとめる準備も整えている。同時に、タイ側はラオス国家麻薬監督管理委員会とも調整し、ラオスの関連麻薬密売組織をさらに捜査する予定だ。

（翻訳：陳燕軍、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：Mathon）