タイの男性が友人と野原でカエルを捕まえていたところ、雷に打たれて死亡した。

タイメディアの報道によると、2023年5月9日午後11時50分、サムットプラカーン県バンポー地区警察署の警察官は、誰かが落雷に遭い、病院へ向かう途中で死亡したとの通報を受けた。遺体は現在サムットプラカーン県バンボー郡の病院に保管されている。通報を受けた警察は直ちに捜査員を派遣して捜査を開始した。

病院の緊急治療室での警察の捜査により、死亡者はサンスリーという名の男性で、37歳、品質検査員であることがわかった。遺体には首から肩、胸にかけて多くのやけどのような跡があり、全身に赤いあざがあった。争った形跡はなく、医師が死亡を確認した。警察は証拠収集後、遺体を法医学者に引き渡して詳しい司法解剖を行い、その後、法的手続きに従って遺族と調整する予定。

亡くなった人の上司であるニタット氏（43歳）に尋問したところ、サンスリー氏とサン氏（仮名）はルームメイトだったことが判明した。夜の11時ごろ雨が止んだので、二人はお互いに説得して寮の隣の畑へカエルを捕まえに行くことにしました。当時、サンスリさんはヘッドランプをつけて先頭を歩いていた。事故現場に到着した時、サンさんに背を向けてかがんでいたところ、ヘッドランプの光が偶然カエルの頭を照らした。その瞬間、突然、稲妻がサンスリの頭を直撃し、激しい電波によって二人とも昏睡状態に陥った。 2人はその後病院に搬送された。サンさんは軽傷を負ったが、サンスリさんは残念ながら病院へ向かう途中で死亡した。

雷に打たれた原因は、サンスリがヘッドランプを頭につけており、そのヘッドランプによって空から雷が引き寄せられ、雷に打たれて死亡したものと推測されている。事件はオープンスペースで発生したが、法医学的検死の結果が出るまで立ち入りは許可されていない。

（alicha 編集、wan 監修、出典: thairath）