タイ警察、逃亡中の国際犯罪者の逮捕で韓国を支援

タイ情報ネットワークによると、ソウル麻薬取締局は2022年6月から2023年3月まで、韓国の娯楽施設における麻薬事情を厳しく捜査する麻薬取り締まり作戦を開始した。麻薬の売人や使用者計70人が逮捕され、6億2千万ウォン相当の各種麻薬と現金1915万ウォン、計1700万バーツ以上が押収された。

捜査中、ソウルの捜査官はキム氏（仮名）がタイに逃亡したことを発見し、ソウルに本部を置く麻薬取締部はインターポールの赤色通告を発行した。駐タイ韓国大使館はタイ入国管理局と協力し、国際犯罪組織の重要容疑者である26歳の韓国人、キム氏（仮名）を逮捕した。キム容疑者は2022年7月13日に韓国のパスポートを所持し、観光ビザでタイに入国し、チョンブリ県サッタヒープ郡ナジョムティエン通りの高級住宅街に隠れていたと報じられている。タイ警察は直ちに容疑者を監視し、捜索・逮捕作戦を実施した。捜索中に携帯電話が発見された。容疑者は警察署に引き渡され、法律に従ってさらなる捜査が行われている。

捜査の結果、キム容疑者は「テレグラム」アプリを通じて麻薬の顧客と連絡を取っていたことが判明した。合意に達すると、キム容疑者は麻薬を小分けし、警察に発見されないように娯楽施設に置くよう買い手と交渉していた。

（翻訳：李清玄、四点零翻訳工房、校正：wan）