タイ、ピピ島沖で身元不明の男性の遺体発見

タイメディアが6月25日に報じたところによると、クラビ県沿岸警備隊のタウィラ警部補はピピ島病院から、同島のノッパラットビーチ国立公園の職員が周辺海域で身元不明の遺体を発見したとの知らせを受けた。警察は通報を受けてすぐに上層部に報告し、巡視船に遺体をピピ島病院に送って身元確認するよう命じた。

検査の結果、遺体は黒いボクサーブリーフを着用しており、腐敗状態にあった。頭部と手首は失われていた。両肩の後ろ側には英語で「父」と「母」と書かれた入れ墨があった。死亡時間は少なくとも5日後と推定された。警察は当初、死亡者はアジア系の白人男性であると推定したが、身元はまだ確認されておらず、さらなる検死が必要だ。遺体を発見した従業員によると、遺体はピピ島の西約500メートルの海上に浮かんでいるのが見つかった。遺体発見後、すぐにピピ島警察に連絡して遺体をピピ島病院に送るとともに、沿岸警備隊と調整して遺体をクラビ病院に送り、検死を実施した。

現時点では、警察は死亡者が殺害されたか溺死したかを証明する証拠を持っていない。警察はパンガー県およびプーケット県と協力し、行方不明者の報告があるかどうかを調査する予定である。

（翻訳：王 呂野、4.0 翻訳ワークショップ、レビュー：joy、出典：Mathon）