衝撃の瞬間！スピードボートはクラビからの帰途で巨大な波に遭遇した

タイメディアの報道によると、8月1日、タイのクラビ県ピピ島からプーケット県へ戻る途中、スピードボート3隻が高さ2～3メートルの巨大な波に遭遇し、乗船していた乗客に恐怖を与えた。クラビ州海事局は関係船舶を検査し、過積載を禁止し、乗船者に救命胴衣の着用を義務付けるなど、厳格な管理措置を実施した。同時に、今後2日間は小型船舶の出航が禁止される。

プーケット海事事務所のナチャポン所長は、事件を知った後、職員が直ちに派遣され、船を検査して状況を確認したと述べた。予備検査の結果、スピードボートのうち1隻は、登録番号615101134、総トン数12.89の「ナティチャ555」という名のスピードボートで、2023年10月20日まで有効なボート免許を持つ特定地域旅客用スピードボートであった。船は8月1日午後2時半頃、クラビ県ピピ島から戻る途中、強風と波に遭遇した。船には乗客8人と船員2人の計11人が乗っていた。

もう一つのスピードボート「TSK 6」（登録番号605100673）は総トン数18.37トンで、特定区域旅客スピードボートでもある。ボート免許は2024年5月30日まで有効。 8月1日には強風と高さ約3メートルの波に遭遇した。当時、船には観光客42人、ツアーガイド2人、乗組員3人を含む47人が乗っていた。

ナチャポン氏は、2隻の船舶を検査した結果、船体とエンジンは作動可能な状態であり、航行装置、航行灯、消火設備、および必要十分な数の救命胴衣が装備されていたことがわかったと述べた。現在、職員らは事件について予備調査を実施し、法律に従って告訴を行っている。証明書または免許を所持する水先案内人、船長、船首操舵手、船尾操舵手、副操舵手、または機器を操作する人が、能力不足または不適切な行動をとったことが判明した場合、または航行または職務に関連する法律または規則に違反した場合、海事局は最大2年間、その運転資格を取り消す権利を有しますが、その他の罰則は除外されません。船長と乗組員は、さらなる措置を検討できるように、事件の詳細を明かすよう求められている。

このため、プーケット地方海事局は8月2日に航行注意報を発出し、8月2日から8月3日にかけて南西モンスーンがかなり強くなり、アンダマン海北部で優勢となり、強い低気圧がベンガル湾北部を覆うため、南西海岸で降雨量が増加し、一部地域で大雨となると指摘した。安全を確保するため、船長は航行時にさらに注意を払い、外洋での航行や雷雨地域への航行を避ける必要があります。プーケット地域の小型船は海岸から離れないようにし、長さ10メートル未満の船は海に出ることが禁止されています。さらに、すべての船舶は船体とエンジンを検査し、完全な安全設備を備えていなければなりません。

（翻訳：ハン・シュミン、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：ワン、出典：nationTV）