「政治的性的暴行事件」の被害者が弁護士タン氏に投稿削除を要求

タイ情報ネットワークによると、人民弁護士財団の事務局長タン弁護士は4月23日、フェイスブックに「誰かが助けを求めてきました。許可を得て事件をネットに投稿したところ、事件は有名になりました。しかし今、関係者は情報の削除や修正を求めていますが、私はそうしていません。私のホームページは信憑性を重視しており、公開の許可も得ています。特別な事情がなく心配になったり、投稿を削除するよう求められたりした場合は、そうしません。私は冒険心があり、正直で、信頼できる人間です。本当に助けを求めたくないのであれば、私のところに来ないでください」と投稿した。

報道によると、タン弁護士はこれに先立ち、民主党の元副代表であるビン氏から性的暴行を受けたと主張する18歳の女性から助けを求める依頼を受けていたという。そこで、タン弁護士はフェイスブックでこの問題を暴露した。事件が暴露されると、社会で激しい議論が巻き起こり、その後、多くの被害女性が民主党の元副党首ビン氏から性的暴行や痴漢行為を受けたとして助けを求めてきた。しかし、最近、警察少将が事件に介入し、被害者らと交渉した結果、被害者らの一部が動揺し、作業への協力を拒否するようになった。このため、タン弁護士はバンコク京畿警察署長のサマン中将に嘆願書を提出し、この件の調査を要請した。サマン警察中将は、今回の事件では警察が介入した形跡はないと述べた。請願書に問題が指摘されれば、できるだけ早く対策を講じる予定だ。

同時に、タン弁護士は「許可なく写真を撮ったと言われた。私はその日一人で現場に行き、店員に写真を撮るのを手伝ってもらった。店員が角度を探すのも手伝った。同時に、被害者の後ろ髪が少し乱れていたため、髪を整えるように言った。これまでは被害者と対面する際、小さなことでも許可を得てからやっていた。記者の友人らが14人の被害者に尋ねれば、真相が分かるだろう。今回の事態に私はとても疲れた」と述べた。

（翻訳：何玄栄、四点翻訳工房、レビュー：wan、出典：topnews）