タイの元首相タクシン・シナワット氏は、プラユット氏が解任され海外に避難する場合には、家を貸すことができると述べた。

（原題：タクシン元タイ首相：プラユット氏が解任され海外に避難するなら、私は彼に家を貸してあげられる）

タクシン・シナワット元タイ首相は8月30日、CARE Talk x Care ClubHouseを通じて「プラユット氏の職務停止後、何が起こるのか」という質問に回答した。同氏は、プラユット氏が職務停止になるかどうかは、プラウィット・ウォンスワン副首相が独立組織に加入する人物を多数選任しているため、まだ同氏と協議する必要があるとし、この問題は判断が難しいと述べた。

プラユット首相がタイを離れ、政治亡命を求めることになるかとの質問に対し、タクシン首相は、これは良い質問だが、タイでは公平性を保つのが難しいため、答えるのが難しいと答えた。これに対しタクシン氏は、もしプラユット氏が来たいのであれば自分の家を貸し、自分はタイに戻ってプラユット氏の代わりになるだろうと述べた。

さらにタクシン氏は、タイで再びクーデターが起こるかどうかについても見解を示し、10年以上の間に2度のクーデターが国民に傷を残しているため、クーデターが起こる可能性はますます小さくなっていると述べた。彼は、国と国民は過去8年間に多くの苦しみを味わってきたため、今回の事件は良い教訓になったと述べた。