保健省はC.36.3変異株はタイの変異株ではないと述べた。

タイ情報ネットワークによると、タイ保健省の疾病管理局長オッパ氏は28日、タイ国内でC.36.3タイ変異ウイルスが発見されたことについて英国メディアが報じた事件について明らかにした。同氏によると、ウイルスはエジプト航空の男性操縦助手から最初に検出されたという。この男性は33歳でエジプトに住んでいる。 2021年1月25日にエジプト航空便で中国・香港とタイ・バンコクへ行き、1月26日にサムットプラカーン県の隔離ホテル（ノボテル）にチェックインした。

1月29日、スワンナプーム空港の研究所が男性の検体を検査したところ、新型コロナウイルスに感染していることが判明した。男性はその後、治療のため民間の病院に送られた。その後の検査で、B.1.1.1変異ウイルスに感染していたことが判明したが、これは現在ではC.36.3変異ウイルスと呼ばれている。

その後、2月16日に男性はウイルス検査で陰性となり、すぐに飛行機でエジプトに帰国した。今のところ、国内でこのウイルスに感染した患者は発見されていない。英国メディアがこのウイルスをタイウイルスと名付けたことについては、感染患者はエジプトから来たため不適切である。

（出典：TNA、Zhifou編集）