元デンマーク大使がバンコクの邸宅で謎の死を遂げる

タイ情報ネットワークによると、バンコクのスティサン警察署は10月8日、バンコク・チャトゥチャック区ウィバワディ・ランシット通り20番地で殺人事件が発生したとの通報を受けた。直後、警察署は警察官と義徳慈善会館のボランティアを現場に派遣し、捜査を行った。

犯行現場は3階建ての邸宅で、ドアは外側から施錠されており、寝室の電気はまだついていた。近くの村人たちは、ここ2、3日、屋敷から非常に不快な臭いが漂ってきたと話した。警察は、死者がいた2階の浴室に到着し、死者が3～4個の茶色の段ボール箱で覆われているのを発見した。当初、死後何日も経っていたと推定された。死者はデンマークのコペンハーゲンの元大使だった。

警察は、亡くなった人の近所の人から、その家が約1か月前に改装されたばかりであることを知った。家主が装飾業者を呼ぶ約束をしたのは今朝になってからだった。しかし、装飾業者がドアベルを鳴らしても、部屋の誰も反応しなかった。また、家から不快な臭いがしたため、警察に通報して調査を依頼した。

現在、スティサン警察署は事件を徹底的に捜査しており、より具体的な情報は明らかにしていない。法律上の規制により、メディアは私有住宅地に立ち入り、取材することはできない。警察は防犯カメラの映像確認や現場検証など、事件の原因や経緯を詳しく調べるべく捜査を進めている。

（翻訳：Mo Ning、レビュー：wan）