タイ人女性殺人事件の新たな手がかり：被害者の夫は自白を強要されたのか？

タイのメディア報道によると、1月18日、タイのサケーオ県で起きた47歳の女性の殺人事件の捜査で新たな発見があった。この事件では、殺害された女性ブパンさんは精神的に不安定で、頭を硬い物で殴られて死亡した。彼女の遺体はサケーオ県アラニヤパト地区の学校近くの池に遺棄された。その後、地区警察は被害者の夫ピアを逮捕したが、捜査の結果、殺人犯は5人の10代の若者であり、そのうちの1人は地区の警察官の息子であることが判明した。現時点では、事件の具体的な状況については、まだ書面による報告を待つ必要がある。

警察が入手した最新のビデオ証拠と目撃証言によると、ピアさんは一団の人間に頭を黒い袋で覆われ鉄の鎖で縛られ殴打され、自分がブパンさんの殺人犯であることを認めざるを得なかったことが明らかになった。

また、動画で自白を強要した人物の声は、アラニヤパト地区警察署の副署長ピキット中将とみられる。声とピア氏との会話内容には、「なぜこんなことをしたのか聞いてみろ。部下は黒い袋を頭からかぶって冗談を言っていたと認めた。叱責した。いずれにせよ、冗談を言う態度が問題だ」などとある。これを受けてサケーオ県警察は、警察が委員会を設置して事件の真相を調査するとの命令を出した。

（翻訳：王 陸野、4.0 翻訳ワークショップ、wan によるレビュー：出典：Mathon）