タイの麻薬組織は再び速達便を使って麻薬を輸送しており、国際麻薬密売に関与している可能性がある。

タイ情報ネットワークによると、ノンタブリー県警察は1月2日、ノンタブリー県バーンクラソ郡レワディーレーンに宅配業者が配達した荷物の中に大量のコカインが見つかったとの報告を受けた。その後、地元警察は直ちに記者の自宅に出向き捜査を行った。

事件当時、現場の防犯カメラには、記者の自宅の玄関前に銀色のピックアップトラックが停まっている様子が映っていたという。その後、運転手は車から降り、後部座席から段ボール箱を取り出し、玄関に置いて走り去った。事件を通報した人物によると、小包には、バンコクからミュウという女性が娘のクワンに送ったと記されていた。警察が小包を開封すると、ナコンパトム県の国家汚職防止委員会事務局長からノンタブリー県の国家汚職防止委員会事務局長とペッチャブリー県の国家汚職防止委員会事務局長にそれぞれ送られたファイルバッグ2つが見つかった。書類バッグの下から、布パッドに包まれたコカイン粉末15個（重量7.5キロ）が見つかった。関係する検査官は、容疑者を追跡するため、コカインの外装から指紋とDNAを採取した。

送り主のミュー氏によると、彼はオーストラリア在住の人物に雇われてノンタブリー県の受取人クワン氏の自宅に荷物を届け、記者の娘クワン氏が近々オーストラリアに帰国して学校に通うため、その人物が荷物をオーストラリアに持って行ったという。クワン氏は、チャットソフトを通じてある男​​性に雇われ、オーストラリアへの荷物の輸送を手伝って3,500バーツを支払われたと語った。荷物に麻薬が入っているとは知らなかったという。

（翻訳：Long Haining、4.0翻訳ワークショップ、校正：wan）