黒が黒を食べる？！中国の「グレー産業」実業家のタイ人妻が、弁護士が夫から1000万元を騙し取ったと告発

タイメディアの報道によると、2月7日午後、ロン・ナパという名のタイ人女性が弁護士らとともにタイ中央捜査局（CIB）に出向き、Tという名の有名弁護士が彼女の中国人夫ビアン氏の銀行口座から1000万バーツ以上を盗んだと報告した。

女性は、夫がタイでのさまざまな事件や取引の弁護を手伝うために弁護士を雇っていたため、夫は弁護士を信頼し、ATMカード、銀行口座、携帯電話を弁護士に引き渡していたことを明らかにした。その後、夫は中国に「送還」され、子どもの学費を払うためにお金を引き出そうとしたところ、弁護士が夫の残した資金を複数の口座に移していたことがわかった。

さらに女性は、2018年に中国人の夫ビアンと出会い、その後上海で結婚式を挙げ、タイに戻って入籍したことも明かした。二人は後にタイ料理レストランをオープンし、子供も生まれた。中国側がタイ国家警察と入国管理局に通知し、夫に中国への帰国を求めたのは2022年初頭になってからだったが、夫がどのような逮捕状を持っているかは不明だ。

その後、タイの入国管理局職員は彼女の夫を数か月間、ソイスワンプル入国管理局の拘留室に一時的に拘留した。この間、ビアンはさまざまな金銭問題の処理を手伝ってもらうために前述の弁護士Tに連絡を取り、銀行カード、パスワード、携帯電話を弁護士に引き渡した。ロンナパさんは、後日お金を引き出そうとしたときに、お金が送金されていたことに気づくまで、このことに全く気づいていなかった。

女性が雇った弁護士によると、夫のビアン氏は拘留後にT氏を弁護人に任命し、保釈金の一部に充ててほしいと望んでいたという。調査の結果、ロンナパ氏が弁護士T氏を解雇した後に資金が送金されたことが判明した。現在、Tさんは携帯電話を含む一切の財産を返却しておらず、中国にいる夫の母親に金を送金したと主張している。

しかし、夫の母親に連絡したところ、送金を受け取っていなかったことが判明した。弁護士Tに再度質問したところ、相手は「お金が欲しかったら、訴訟を起こしなさい。彼は怖いもの知らずだ」とはっきり言った。現在、警察はロンナパ事件について詳細な捜査を行っており、今後はトンロー警察と連携して上記弁護士Tを召喚し、法に基づいて捜査・処理する予定である。

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