中国台北経済文化弁事処は「蔡英文がタイはワクチンを買いだめしていると発言」事件に反応した。

タイ情報網によると、6月14日、駐タイ台北経済文化弁事処は「台湾の蔡英文総統がタイがワクチンを買いだめしていると発言」した件について釈明した。釈明の主な内容は、蔡英文総統はタイが台湾へのワクチン輸出を妨害しているとは言っていないと指摘した。

蔡英文総統は6月11日、メディアに対し、アストラゼネカのワクチンが需要通りに生産できない理由を説明した。これは主にワクチンの生産能力が各国・地域の需要を満たせなかったためだ。インドとタイは東南アジアにおけるアストラゼネカのワクチンの生産国である。この2カ国は深刻な流行に直面しているため、台湾の人々はワクチンの到着を辛抱強く待つよう求められている。

蔡英文首相はこのメディアのインタビューで、すべての地域にとって、国民のためのワクチンの購入が最も緊急の問題であると述べた。しかし、各ワクチンメーカーが生産するワクチンの量は世界の需要を満たすことができないため、各地域はさまざまな方法でワクチンをできるだけ早く購入しようとしています。つまり、蔡英文は、タイが台湾へのワクチン輸出を妨害しているとは言っていないのだ。

（出典：matichon、翻訳：Zhifou）