警察は48人の抗議者を逮捕したと発表した。警察官9人が負傷、軍の介入は不要

タイ情報ネットワークによると、タイのバンコクにある京畿道警察本部のパカポン本部長は11日、記者会見で、昨日のデモでは多くの人がガラス玉や鉄球、ピンポン爆弾、パチンコなどさまざまな武器を使って警察の取り締まりに抵抗し、警察は催涙ガスやゴム弾などを使用したと述べた。最終的に警察は、15人の10代の若者を含む45人の男性と3人の女性を含む48人の抗議者を逮捕した。

さらに、オートバイ122台が押収された。現在、車両の登録状況と、適切なライセンスが付与されているか、法的文書があるかの確認が行われています。上記の人物に対して現在起訴できる罪状は「非常事態法」違反である。その他の罪状については、各人物の具体的な行動によって異なり、「違法に10人以上を集めて集会を開いた」、「国内で混乱を引き起こし、警察の指示に従っても止めなかった」、「公務員を共同で負傷させた」、「共同で殺害を図った」など、現在証拠収集の段階にある。勤務中の警察官9人が負傷し、うち1人が左太ももを撃たれた。

今回の事件で警察が催涙ガスやゴム弾などを使用したのは、評価の結果、使用しなければ群衆にさらなる混乱と損害をもたらす可能性があると判断したためだ。警察が使用する武器の種類や手順はすべて法律に基づいたものであり、故意に公衆に危害を加える意図はない。彼らはただ治安維持の職務を遂行しているだけだ。パカポン警察長官はまた、現在のデモは依然として警察の制御下にあり、軍に介入を求める必要はないと述べた。 （翻訳：Zhongtai、出典：Matichon）