タイ疾病管理局は、10月までにワクチンの初回接種率を50％にすることを目標としている。

タイメディアが9月18日に報じたところによると、タイ疾病管理局のウパ局長は最近の感染状況を分析し、現在のところ感染状況は全体的に良好だと述べた。国民も感染状況下で新たな生活様式を形成し、マスクの着用、こまめな手洗い、社会的距離の確保、混雑した場所を避けるなど、感染予防・抑制措置を厳格に実施している。

今年2月28日から9月16日までの間に、タイでは合計43,342,103回のワクチン接種が行われ、そのうち14,285,995回分は2回目の接種を完了し、28,436,015回分は1回目の接種を完了しており、これは毎日約90万回分のワクチンを国民に接種できることを意味する。

ウーパ氏は、タイには現在シノバック、シノファーム、アストラゼネカ、ファイザーの4つのワクチンブランドがあり、いずれも世界保健機関と食品医薬品局によって安全性と有効性が認定されていると述べた。タイ保健省は国民へのワクチン接種を加速し、10月末までに初回接種の接種率50%を達成するという目標を達成する予定だ。

さらに、オパ氏は、3月から5月にかけてシノバックワクチンを2回接種した人に対する3回目の追加接種についても語った。同氏は、ワクチン接種後3～6か月で免疫力が低下し始めるため、「ドクター・ビクトリー」を通じて、またはワクチンを接種した元の病院でワクチン接種の登録ができると述べた。

10月から12～17歳の学生に接種されるファイザー製ワクチンの初回接種については、ワクチンの有効性と安全性、そして保護者の希望に基づいて決定されるとオーパ氏は述べた。保健省は教育省と協力し、最大限の安全性を確保するためワクチン接種を厳格に管理していく。

（出典：thaipost、翻訳：wan）