19日夕方にチャチューンサオ県の靴工場で発生した火災では約1億バーツの損害が発生したが、幸いにも死傷者は報告されていない。

タイメディアが10月20日に報じたところによると、19日夜、バンコク近郊サムットプラカーン県の靴工場で火災が発生した。警報を受けて地元消防隊がすぐに現場に向かい、消火と救助活動を行った。靴工場の火災は19日夜22時30分頃に鎮火したが、現場からは依然として濃い煙が出ていた。

タイ側が伝えた最新の報道によると、20日、タイ化学緊急対応チームが火災現場に調査に向かった。靴工場では生産時に接着剤、シンナー、アルコールなどの化学物質を使用しており、これらの化学物質のほとんどは可燃性である。現時点では、現場ではVOC（揮発性有機化合物）などの可燃性物質は発見されていない。チャチューンサオ県は引き続き現場調査を継続し、今後、危険な煙や過剰な量の有害化学物質が検出された場合は、適時に発表して国民に周知する予定だ。

この事故で死傷者は出なかったと報じられているが、物的損害は莫大で、靴工場は約1億バーツの損失を被った。警察は火災の原因を調査しており、当初は機械のショートが原因であると断定した。

（出典：Thaipbs、Bangkokpost、Joyによる翻訳）