タイのチャンタブリーにあるゴム農園で野生の象に襲われ男性が死亡しました。

2月1日のタイメディアの報道によると、チャンタブリー県ケーンハンメオ警察署の副捜査官クリツァコーン中佐は、ゴム林で誰かが野生の象に襲われ死亡したという通報を受けた。調査の結果、ゴム林の約30メートルの深さでゴム採取用の器具がいくつか発見された。ヤカの森でゴムの木から5メートル離れた場所で、ショートパンツをはいた男性の遺体が発見された。当時、彼は血で染まったオレンジ色のTシャツを着ており、左足と肋骨数本を骨折した状態で地面にうつ伏せに横たわっていた。警察の捜査により、この男性はチャンタブリー県ケーンハンメーオ郡カオウォンコット地区1村67番地に住む67歳のビリア氏であることが判明した。警察は遺体を救助隊に引き渡し、救助隊は遺体をケン・ハン・メオ病院に搬送して検死を行い、遺族に連絡して火葬式のために遺体を持ち帰るよう依頼した。

警察が近隣の村民に事情聴取したところ、被害者には子どもも妻もおらず、ゴム農園でゴムを採取して生計を立てていたことがわかった。被害者は夜遅くにゴムを採取しに出かけることが多かった。事件の前日の朝、村人たちはゴム林でゾウが大きな声で叫んでいるのを聞いた。朝、村人たちは何か起きていないか見に外に出たところ、ゾウに襲われて死亡したビリアさんの遺体を発見し、通報した。

（モルガン編集、出典：thairath）