タイは、国産のCOVID-19ワクチン4種の登録を食品医薬品局に申請する予定だ。

タイ情報ネットワークが3月5日に伝えたところによると、タイ政府は現在タイで20種類以上の新型コロナワクチンが開発されており、そのうち4種類が人体実験済みであることを明らかにした。年内に実用化できるよう、米食品医薬品局（ＦＤＡ）に登録を申請する予定だ。

首相府副報道官のラチャダー氏は、タイにおける新型コロナワクチンの研究開発の進捗状況を明らかにした。現在開発中のワクチンは20種以上あり、その中で最も優れた4種はチュラコロナウイルスワクチン、HXP-GPOVacワクチン、バイヤSARS-CoV-2ワクチン、コビゲンワクチンである。現在、これら4つのワクチンはヒトに対する試験段階にあり、3段階の試験を完了すれば、食品医薬品局（FDA）に登録を申請する予定だ。

他の種類のワクチンに関しては、まだ動物実験の段階にあります。ワクチンの種類には、ウイルスベクター、タンパク質サブユニット、mRNA、ウイルス様粒子（VLP）などがあります。

さらに、鼻スプレー式のCOVID-19ワクチン。現在、バイオテクノロジー研究者のチームが、動物実験されている鼻スプレーワクチン「NASTVAC」を開発しました。今年の第2四半期には、約200〜300回分のワクチンサンプルがヒトでの試験に利用可能になると予想されています。

（出典：bangkokbiznews、翻訳：wan）