タイのエネルギー大臣：政府のディーゼルとLPG予算が尽きれば、国民は自力で何とかしなければならない

タイ・インフォメーション・ネットワークによると、タイのスパッタナポン副首相兼エネルギー大臣は3月11日、政府が家庭用液化石油ガスの価格をまず調整し、15リットル/缶の液化石油ガスの価格を従来の318バーツから333バーツに引き上げることを明らかにした。同時に、政府は政府福祉カードプロジェクトを通じて1,350万人の社会的弱者への支援を継続し、家庭用液化石油ガスの価格を15リットルタンクあたり45バーツで3か月間安定させる予定。ディーゼルの小売価格を1リットルあたり30バーツ以下に維持することで、石油価格と米ドルの為替レートが115対1のままであると仮定すると、予算基金は今年5月まで続くと予想される。

スパッタナポン氏は、状況が絶えず変動しているため、国内のディーゼル小売価格が1リットルあたり30バーツ以下に安定するかどうか、また家庭用液化石油ガスの価格が今月31日まで15リットルタンクあたり333バーツに調整されるかどうかは不明だと述べた。政府は現在、緊急事態に暫定的に対処するために400億バーツを用意しており、状況を注意深く監視する。価格が1缶あたり170ドルに上昇した場合、他の対策を講じる必要がある。政府が割り当てた400億バーツの予算が使い果たされなければ、国民にできることは待つことだけであり、同時に資源を節約し、旅行に関しては自立する必要がある。

現在、国家エネルギー政策管理委員会は、エネルギー省、財務省、国家経済社会発展弁公室に委託し、エネルギー価格危機への対処方法を共同で検討している。ロシアとウクライナの紛争が予想以上に深刻化した場合、原油価格は引き続き上昇し、変動することになるだろう。

（翻訳：Long Haining、4.0 Translation Workshop、レビュー：wan、出典：Mathon）