タイ観光スポーツ省は、7月1日からタイランドパス制度を廃止し、観光客に健康保険の購入を強制しないことを計画している。

6月9日のタイメディアの報道によると、タイ観光スポーツ省は、より多くの外国人観光客をタイに呼び込むため、タイランドパス制度を廃止し、健康保険の購入を義務付けないことを提案する予定だという。

疾病管理予防センターの以前の規則によれば、6月1日からタイ国民は入国時にタイランドパスシステムに登録する必要はないが、外国人観光客は引き続きタイランドパスシステムに登録し、パスポート情報、予防接種履歴、健康保険証を提出する必要がある。タイのピッパ観光スポーツ大臣は本日、外国人観光客の入国をより便利にするため、6月17日に開催されるCOVID-19管理センターの会議で、外国人観光客の入国に登録を義務付けるタイランド・パス制度を廃止し、7月1日から観光客に健康保険の購入を強制しないことを提案すると述べた。上記の政策の緩和は、特に近隣諸国からの外国人観光客のタイ訪問意欲を刺激することにつながるだろう。

最新データによると、6月6日時点で計140万人の外国人観光客がタイに入国した。タイ国政府観光庁は、オフシーズン（5月から9月）には毎月50万人の外国人観光客を誘致することを目標としており、ピークシーズン（10月から12月）には毎月100万人の観光客を誘致することを目標としている。今年、タイの観光産業の目標は、観光産業から1500億ドルの収益を生み出し、700万～1000万人の外国人観光客を誘致し、国内観光客数を1億6000万人に増やすことである。

（翻訳：陳英英、4.0翻訳ワークショップ、レビュー：wan、出典：nationtv）